大阪の通信制高校でおすすめしたい3校

これまで、公立の通信制高校と私立の通信制高校の違いや、前回は、僕が大阪の通信制高校に通って良かったこと、悪かったことを書いてきました。

今回は大阪にある通信制高校で、おすすめしたい学校を紹介しようと思います。

さすがに自分が通っていた通信制高校はどれとは言いませんが、実はこの中に僕が通っていた通信制高校もあるんですw

 

飛鳥未来高等学校 大阪キャンパス

飛鳥未来高等学校 大阪キャンパス

住所:〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島6丁目11-23

飛鳥未来高等学校は、進路決定率が90.4%です。全国平均は65.7%となっているので非常に高い決定率の通信制高校といえます。

飛鳥未来高校は一人ひとりの個性や自己表現を大切にしているのが特長です。服装はもちろん、頭髪やアクセサリーも自由というのはこの学校ならではです。

通学はベーシックスタイル、スタンダードスタイル、3DAYスタイル、5DAYスタイル、ネットスタイルの5コースの中から自分のペースに合わせて選択可能なのも魅力的といえます。

また、美容師免許取得コースもあって、美容専門学校とのダブルスクール形式で高校卒業と同時に美容師免許を取得することも可能なんです!

 

第一学院高等学校 大阪キャンパス

第一学院高等学校 大阪キャンパス

住所:〒556-0016 大阪府大阪市浪速区元町2丁目3-19 TCAビル6F

第一学院高校は、最新のICT(情報通信技術)を活用し、中学校の復習から大学受験対策まで一人ひとりに合った学びをサポートしているのが特長です。

通学は学校生活を楽しみながら学べる「キャンパス通学」と、いつでもどこでも自分のペースで学べる「Mobile HighSchool(オンライン)」の2つのスタイルから選択できます。

時間を自由に使いながら高校卒業を目指したいなら、授業もレポート作成に提出もPCやタブレットで完結するMobile HighSchoolはおすすめです

キャリアの実現を支援する「キャリアサポートセンター」や卒業生ネットワークなど、卒業後も継続してサポートを行ってくれるのも嬉しい限りです。

 

ヒューマンキャンパス高等学校 大阪学習センター

ヒューマンキャンパス高等学校 大阪学習センター

住所:〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場4丁目3-2 ヒューリック心斎橋ビル9階

ヒューマンキャンパス高校は、様々な専門教育を本格的に学ぶことができる、通学型・オンライン型を合わせた通信制高校です。

興味があることにいろいろチャレンジすることで自分に適した仕事や将来の夢がだんだん見えてきますし、自分に必要な勉強がハッキリしてきます。

その専門分野はメイクや美容、マンガ、声優、タレント、eスポーツなど、高校の勉強をしながら学べる専門分野は、40分野・100職種以上!

やりたいことがはっきりしている人にはもってこいの環境といえますし、今は自分が何に向いているか分からない人でも、いろいろな分野に触れてみることで「やりたいこと」の適性を確かめたりすることができます。

 

ここでは僕がおすすめする3校をご紹介しましたが、その他にも大阪の通信制高校はたくさんあります。

こちらのサイトに一覧でまとまっているので参考になると思いますよ!参考:大阪の通信制高校をまとめました!オススメはここ!

通信制高校に通って良かったことと悪かったこと

通信制高校 メリット デメリット出典元:写真AC

僕は大阪の通信制高校に通って4年かけて卒業したわけですが、良かったこともあれば、悪かったこともありました。

今日はその辺りについてまとめてみたので、通信制高校に興味のある人は参考にしてみてくださいね。なお、自分の意見だけじゃなくて、友達が話していた情報も入っています。

 

通信制高校に通って良かったこと

  • 校則が緩い
  • 余暇が多い
  • 普通の高校生ではできない体験ができる(留学・バイト・免許・資格)
  • 同じような境遇の人が多いので理解が得られる
  • 様々な人がいるので面白い
  • 先生との距離が近いのでいろいろと安心できる
  • 授業(スクーリング)やレポート、テストの内容が易しい
  • 1人で通学しても全く気にされない
  • イジメはほぼないと思う

通信制高校に通って悪かったこと

  • 昔よりは良くなったが、全日制高校と比べられる
  • 意思をしっかり持って自分を管理できないと怠けてしまう
  • しっかり卒業を目指して努力しないと進学も就職も困難
  • コミュニケーションがある程度とれないと友達ができない
  • 一般の高校生にあるいわゆる青春というのは皆無
  • 大学・就職先によっては偏見で落とされることがあるかも
  • 地元の知り合いと会うのに抵抗がある
  • 人によっては学歴にコンプレックスを感じ、無謀といえる大学目標を設定することあり

 

僕は通信制高校を選んだことについては全く後悔はしていませんが、通信制という環境に馴染めなかったり、現実に耐え切れずに退学をしてしまう人も多いのも事実です。

逆に通信制高校に進んだことで、対人関係に悩まなくなって人生が変わったという人もいます。

結局はその人の心の持ちようだったり、向いてるか向いていないかになるのかなとは思います。僕の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。

大阪の通信制高校の公立と私立の違い

通信制高校 公立と私立の違い出典元:写真AC

通信制高校には、全日制高校と同じように公立と私立があって違いがいくつかあります。

まず、学費に違いがあって、公立高校は10万円程度の学費で卒業することができますが、私立高校では60万円以上の学費が必要です。公立高校の方が圧倒的に安いですね。

学習方法の違いもあります。通信制高校は、自学自習・自己管理・自己責任のもと勉強するのが基本となっています。 特に公立高校ではその傾向が顕著となっており、中学校卒業程度の学力があるという前提で勉強が進められます。

一方、私立高校は、試験の前に模範解答のような対策プリントが配られたり、レポート課題にほぼ答えのようなヒントが記されていたりなど、卒業をサポートする取り組みがとても強い傾向にあります。

公立高校では、スクーリングや期末試験の日程が学校側で決められていて、その決められた日に学校へ行かなければ単位が修得できないという場合が多いです。

私立高校では、インターネットを通じてレポートを提出することができたり、スクーリングも登校日を調整できるといったように、自由度が高い学校が多くなっています。

ですが、大阪には公立校が大阪府立桃谷高等学校しかありません。大阪府は人口が多い割に公立の通信制高校が少ないんですよね。

桃谷高校には昼間部と日・夜間部があって、スクーリングの「曜日」と「開講時間帯」が異なります。昼間部は月、水、金曜日の午後に、日・夜間部は、月、金曜日の夜間と日曜日にそれぞれスクーリングを実施しています。

大阪府内の私立の通信制高校は、長尾谷高等学校、YMCA学院高校、ルネサンス大阪高等学校、向陽台高等学校、天王寺学館高等学校、秋桜高等学校、神須学園高等学校をはじめ、現在12校あります。

なお、2023年4月に近畿大阪高等学校(大阪府阪南市箱作)が開校予定なので、今後は13校になります。

前回の記事でも書きましたが、卒業率も違いがあって、公立が50%程度なのに比べ、私立は90%と卒業率には大きな差があります。

通信制高校を卒業しました!

阪南大学出典元:wikimedia commons

こんにちは、大阪の阪南大学に通っているタカシといいます。阪南大学はサッカー部が強くて、卒業生には元日本代表の伊野波もいます。

今は21歳なのですが大学2年です。留年したわけでも浪人したわけでもありません。理由は通信制高校に通っていたからです。

3年で卒業したかったけどバイトとかが忙しくなって残念ながら4年かかってしまいました。ですが、通信制高校には留年という概念がありません。学年制ではなく単位制だからです。

3年以上かけて、全部で74単位を修得すれば卒業することができます。なので、全日制高校のように留年するのが恥ずかしいとか気まずいというのはありません。

他には特別活動に30単位時間以上出席しなければいけません。特別活動とは、ホームルームや修学旅行、遠足といった授業外の活動のことです。

卒業率については、私立と公立によって違います。公立が50%程度なのに比べ、私立は90%と卒業率に大きく差があります。ここまで差がつくのはサポートの違いがあります。

例えば公立の通信制高校は、試験勉強を生徒に完全に任せますが、私立の通信制高校では、試験の前に模範解答のような対策プリントが配られたり、レポート課題にほぼ答えのようなヒントが記されていたりなど、卒業をサポートする取り組みがとても強いです。

通信制高校も色々種類があるんですよ。特に大阪は人口も多いので他県と比べると多くあります。登校日が少ない学校や卒業資格の取得を目指した広域通信制高校、ファッションや調理などの専門性の高い通信制高校もあります。

僕も通信制高校でよかったと思うし、学校が嫌いとか不登校気味の人には是非通信制高校に通ってほしいです!このサイトでは自分の体験談も含め、大阪の通信制高校の情報を書いていこうと思います!